こんばんは
ゲル化粧品の
ラ・シンシア化粧品専門サロン
フェイシャル、ボディエステ、メイク、メイクレッスン、化粧品販売の
Miyuki's Room~みゆきのへや~です
今回ご紹介するメイクモデルさんはMさん、43才
ブログでお顔を出していただくのは恥ずかしいだろうな~と思いつつ、多少遠慮しながらメイクモデルとお願いすると、
「え~、やる」的な感じですぐにOKをくださり、「返事、はやっ」と私も思わず大笑いしてしまったお客様です
Mさんもそんな私に大ウケ
コロコロと、とても可愛らしい笑い方をするお客様です
そんなMさんの憧れは
太眉
「昔から(眉毛を)毛抜きで抜いていたのでもう生えてこないんです」とのこと
分かります~
だって、私も同世代
細い眉、流行りましたものね~
私も抜いていたので抜いていたところは生えてきません
・・・ということで、今回のMさんは眉を太くして存在感をアップさせるメイクになります
前回、眉の存在感を弱めたメイクモデルYちゃん(メイクモデルさん⑤)とは逆のパターンになりますね
しかし、前回のモデルさんとの共通点も2つあり・・
まず1つは、
「いつも、ピンク系になってしまうから
オレンジを使いたい」
オレンジ、人気ですね
私も大好きな色です
もう1つは、
ナチュラルでやさしい感じにしたい
ナチュラルで優しい感じ・・
これもまた不動の人気
これまでメイクをさせていただいたほとんどの方が希望されます
(ラ・シンシアをお使いのお客様はナチュラル志向なので、そのためというのもあるかもしれませんね)
さて、今回のMさんのメイクは名付けて「
復活、眉毛!メイク」
(以下、Mさんのメイクのポイント、改善点です)
①肌のくすみ、色ムラ
➡コントロールカラー、コンシーラーで調整、健康的な肌色に
②自眉は細く短く残っているのみ
➡描き足して太くする
③自眉がカクッとした上り眉(キツイ印象)
➡優しい印象に変える
④顔の上部分(目元)が小さく見え、下部分(口元)が大きく見える
➡バランスを逆にする
そのお写真がコチラ↓↓↓
Before
After
雰囲気がだいぶ変わったかと思いますがいかがでしょうか?
具体的には、このようなことをしました↓↓↓
①
ベースメイク
まず、くすみ、色ムラ対策として使用したのがコレです
モイスフィットUVイエロー 3000円(税抜)
これはメイクモデルさんの記事でも度々登場している、私もお気に入りのアイテムです
サッとお顔全体に塗るだけで、くすみや色ムラをカバーしてくれ、毛穴も目立たなく滑らかな肌に見せてくれます
(くすみやクマの状態によってはピンクを使用する時も)
人によっては、これだけでファンデーションが要らないんじゃないかと思う時もあり、Mさんの場合もまさにそうでした
今回もいい仕事をしてくれたアイテムです
とはいえ、メイクモデルさんということで、きっちりファンデーションもさせていただきましたよ
目指したのは、
健康的に見える肌
使用したファンデーションは、マジェンヌD&Bクリームナチュラルとオークル
この2色をMさんのお肌の色と合うように混ぜて使用しました
Mさんのようにくすみのある肌の方の場合、赤みを足すためにピンクを混ぜたりしますが、このD&Bクリームのオークルはちょっと赤みが強い色のためか、これだけでちょうど良い肌色になってくれました
ちなみに、ファンデーションは決して厚塗りはしません
肌をキレイに見せるために部分的に重ね塗りするところはありますが、基本的には薄く均一にのばすだけです
それでも、消せないくすみやクマはコンシーラーで消します
Mさんの場合、コンシーラーを使用したのは今回は瞼(まぶた)、唇の輪郭です
そこまでをやった後パウダーで仕上げると、Mさんは鏡を見て「全然違う~」と感動の笑顔になってくれました
その肌色の感じが上手く撮れたかなというのがこの写真です↓↓↓
肌のくすみは年令を老けて見せてしまいますが、肌色がナチュラルだと若々しく見えますね
②
眉
細い眉を太くするにはどうするか?
それは、足りない部分に描き足すだけです
(イメージ)
しかし、これが意外と難しく、だからこそ眉を描くのが苦手という方が多いのだと思います
(練習あるのみですね)
ちなみに、私の場合は先にアイブロウパウダーで薄く描いてからペンシルで描きますが、先にペンシルで描くという方ももちろんいらっしゃいます
どちらにしても、肌や髪色やメイクに自然に馴染むように描くというのが鉄則
海苔を貼り付けたような眉にならないように要注意です
その、毛のナチュラルさを出すために使用したのがコレ↓↓↓
画材店に売っているエボニーです
削り方にまた特徴ある(あまり上手ではありません)のですが、眉毛の一本一本をナチュラルに描くためのマストアイテムです
普通のアイブロウペンシル(グレー)でも大丈夫なのですが、よりリアルな毛を描けます
ただし、このエボニーやグレーのアイブロウペンシルで毛を描くのは基本
毛の無い部分のみ
上のイラストで
赤い部分です
毛の無い部分に毛を描いたら、あとは、ブラウンのペンシルやパウダーで自然な眉になるように仕上げます
また、今回のMさんの場合は、優しい印象に変えたかったので上り眉➡横に長い眉(緩やかなアーチ)に変えてあります
(このようにした理由はもう一つありますので、「③バランス」をご覧下さい↓)
③
バランス
このイラストの中で四角が一番長く見えるのは何番でしょうか?
逆に四角が一番短く見えるのは何番でしょうか?
答えは、
長く見えるのが①、短く見えるのが③です
これは、「目の錯覚」を表わしたイラストで、メイクの基本となるものです
これを今回のMさんに置き換えると、Beforeがカクッと上がった眉で①と同じ
眉を緩やかなカーブで横に広げた眉のAfterが②になります
これをおこなうと、お顔が横にふっくらと見えるようになります
同時に、唇の周りのくすみを消してリップラインを小さくとり、口を小さく見えるようにしてあるのでお顔全体のバランスが変わったかと思います
Before・・・
上部(目元)が小さく、下部(口元)が大きく見える
After・・・逆
それから、目の錯覚を利用してバランスを変えたところがもう一つ
それは目
Before・・・やや目が離れて見える
After・・・目が鼻(中心)に寄って見える
ビミョ~なところですがお分かりになりますでしょうか?
これはアイラインの引き方ですが、ここでは省略します
ご興味のある方にはメイクレッスンで
いや~、こうやって振り返るだけでも、メイクって本当に楽しいですね