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こんにちは
ゲル化粧品のラ・シンシア化粧品専門店
Miyuki's Room～みゆきのへや～です




今日は雨が降っていますが、晴れた日には陽射しがジリジリと感じるようになってきました

天気予報を見ていても、「紫外線にご注意下さい」と言葉をよく聞くようになってきました

桜の開花が遅かったので、まだまだ春になったばかりと印象ですが、気が付けばもうすぐ５月

７月や８月とほぼ同じ量の紫外線量になるのですから、もう日焼け止めは必須アイテムといえそうです



さて、その日焼け止めに書かれている表示(いわゆるサンケア指数)
皆さんはもうお分かりになりますか？


今日は、もうご存知の方も多いかと思いますがこのサンケア指数の見方を簡単にご説明したいと思います


まずは、この数字の部分



これはＳＰＦの値を表しています


ＳＰＦとは、ＵＶ－Ｂをどれだけ防げるかというものになります

ちなみに、ＵＶ－Ｂとは紫外線の種類の中のひとつで、赤くヒリヒリする日焼け(サンバーンといいます)を起こさせるものです


このＳＰＦ値が高いほど、何も塗らなかった場合と比較して赤くヒリヒリする日焼けを防ぐ効果(時間)が長くなるということになります



この時間はどうやって計算するかというと、

ＳＰＦ４０　×　■　で計算します


■の部分には、日本人の場合下記の数字を入れれば数値が出ます

①色白の人…20分
②普通肌の人…25分
③色黒の人…30分
※通常、何も塗らない状態でサンバーンを起こすと言われている目安の時間


つまり、普通肌の人がＳＰＦ40の日焼け止めを使うと、塗らなかった場合(25分)の４０倍の時間つまり約１６時間赤くなる日焼けを防ぐことができるという意味になります

ＳＰＦ４０×２５分＝１０００分(約１６時間)
※正しい量を使用し、２～３時間おきに塗り直すなど正しい使用法をした場合



また、必ずこのＳＰＦ値の近くに表示されているこの「＋」の記号



これはＰＡと言って、どれだけＵＶ－Ａを防止できる効果があるかという指標です


このＵＶ－Ａは、ＵＶーＢが皮膚を赤くヒリヒリさせるのに対して、皮膚をすぐに黒くする紫外線です

表示は＋の数を見て、＋が多いほど効果があると意味になります


ＰＡ＋　　　　…効果がある
ＰＡ＋＋　　　…かなり効果がある
ＰＡ＋＋＋　　…非常に効果がある
ＰＡ＋＋＋＋　…極めて高い効果がある
(現在は４段階です)


つまり、この商品の場合は
約１６時間(赤くなる)日焼けを防いでくれて、(黒くなる)日焼けを防ぐ効果も非常にあるということになります





では、こちらはどうでしょう？



ＳＰＦ２５　ＰＡ＋＋　ですので、

ＳＰＦ２５×２５分＝６２５分(約１０時間)

約１０時間(赤くなる)日焼けを防いでくれて、(黒くなる)日焼けを防ぐ効果もかなりあるということになります




そこで疑問になるのが、普段からＳＰＦ値が高いものを使用すればいいのか？という問題


答えはＮＯです

紫外線を浴びる時間や場所、紫外線の強さなどを考えて、それに合ったものを使う＝使い分けるというのが正解です



例えば、ちょっと買い物に出る、洗濯ものを干す、短時間散歩に出るなどといった程度であればＳＰＦ２５　PA++で十分です

逆に、１日海水浴場で過ごす、子供の野球応援で炎天下の下に居なければいけないとなった場合はＳＰＦ４０　PA+++以上のものが必要です

また、梅雨時など曇や雨の日はＵＶ－Ｂの紫外線量は減りますが、ＵＶ－Ａの紫外線量は変わりませんので　PA++程度の日焼け止めは必要ということになります



ちなみに、お肌の真皮層にまで届き、コラーゲンやエラスチンといったハリや弾力のもとになる成分を壊してしまうのはこのUV－Aと言われています



・・・ということは、

梅雨時でもしっかりとこのUV－Aの対策はしなくてはいけないということになります



さらには、老化の原因の80％が紫外線(光老化)といわれていますので、そう考えると、若々しいお肌を保つための近道は紫外線対策ということにもなりますね






それから、「絶対に焼かない」といったキャッチコピーでＳＰＦ５０　PA++++の日焼け止めもありますが、これは落ちにくいのでどうしてもクレンジング時に肌に負担をかけてしまいます
専用のクレンジングは洗浄力が強いものですし、通常のクレンジングで落とそうとしてもなかなか落ちないのでゴシゴシ洗ったりせざるを得ません


中には1年中、ＳＰＦ５０の日焼け止めを使っているという方もいらっしゃいますがお肌の状態はいかがですか？

毛穴の中に汚れは残っていませんか？
負担をかける洗顔をしているために肌が乾燥していませんか？


ぜひ今日から大は小を兼ねるといった考えは捨てて下さいね




続いては、日焼け止めの種類です

日焼け止めには紫外線吸収剤(ケミカル)をしたものと、紫外線錯乱剤(ノンケミカル)を使用したものがあり、紫外線のブロックの仕方が異なります


①紫外線吸収剤…紫外線を一旦吸収して化学反応でエネルギーに変えて放出
(ほてりを感じたり肌に刺激を感じることもあります)



②紫外線錯乱剤…鏡のように紫外線を反射
(肌の弱い方も使用できます。かつては白くなるという欠点がありましたが現在では白くなりにくくなりました)





ちなみに、市販されているほどんどの日焼け止めは紫外線吸収剤を使用した日焼け止めです

先日、薬局の日焼け止め売場を見に行ったら紫外線錯乱剤(ノンケミカル)の日焼け止めは売場面積のわずか1割ほどでした

紫外線錯乱剤(ノンケミカル)の日焼け止めは敏感肌用として、売場の一角に２０００円前後の価格で売られています


こちらも自分に合ったものを選びましょう



さて、日焼け止めについて理解を深めていただけましたでしょうか？

老化の主な原因は紫外線とも言われていますので、まだの方はぜひ今日から紫外線に対するケアを始めてみて下さいね





では最期に、当店Miyuki's Roomお取り扱いのラ・シンシアの日焼け止めをご紹介します


ラ・シンシア　サンシールドゲル　　
50ml　2400円(税抜)



ＳＰＦ２５(ＰＡ++)とＳＰＦ４０(ＰＡ+++)の２種類があり、紫外線錯乱剤を使用したノンケミカルタイプの日焼け止めになります
(もう表示の意味も、日焼け止めの種類もお分かりになりますね？)



私は普段はＳＰＦ２５、炎天下で過ごす時はＳＰＦ４０と使い分けてしていますよ

使い分けがしやすいようにＳＰＦ４０の方はミニサイズ30mlもありますし、1年中日焼け止めを使うという方にはお得な２本組もあります


どれを選べばいいかはお気軽にご相談下さい


関連ブログ「ちょっと待って！その日焼け止めで大丈夫？」
http://miyukinoheya.hamazo.tv/e6721786.html
















今後も不定期にワンポイントレッスンしていきます
コスメコンシェルジュ
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【当店についてＱ＆Ａ】
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